- 品切れ中 -
|
|
タイトル |
少子高齢時代の雇用問題 |
著作者 |
樋口美雄編 |
コード |
4-88372-079-9 C3033 |
カテゴリー |
労働情報センター |
書籍カテゴリー |
書籍/人事・労使関係の研究報告 |
発行年月 |
2000/04/10 |
価格(税込) |
2,200円
(本体価格 2,000円)
|
在庫状況 |
品切れ |
体 裁 |
A5 |
ページ |
192 |
概 要 |
社会経済生産性本部雇用政策特別委員会専門委員での諸報告を編集したもので、今後の雇用政策の立案実施にとって有益な情報を網羅しており、都合9名の論者により執筆された。 |
参考URL |
|
添付ファイル |
|
目 次 |
序
雇用政策特別委員会 高梨 昌
総論 企業リストラで失われたものをどう補うか
〜個人と企業と行政の役割分担の再構築を求めて〜
慶應義塾大学商学部教授 樋口 美雄
1.雇用調整速度が上昇
2.リストラをめぐる最近の議論
3.雇用創出力低下に対する社会の対応
4.新卒者の就職内定率低下に対する社会の対応
5.自己啓発に対する企業と行政の支援
6.雇用形態の多様化に対する労使の対応と税・社会保障制度の改革
7.企業の給与保障低下に対するワークシェアリングによる対応
第1章 労働力需要の見通し
(株)三菱総合研究所主席研究員 木村 文勝
1.最近の失業
2.人口総数とその構成の変化
3.労働力供給の推移
4.労働力需給の見通し
5.小括
第2章 産業構造の将来と雇用
獨協大学経済学部教授 山越 徳
1.雇用展望と産業構造
2.需給ギャップとマッチング
3.性別年齢別労働力の部門別増減状況―コーホート分析による
まとめ
第3章 65歳現役社会のために
法政大学経営学部教授 藤村 博之
1.はじめに―少子高齢化の本当の問題
2.65歳現役社会実現上の問題点と解決策
3.65歳現役社会に対応した企業内人材育成のあり方
4.まとめ―未知なるものを概知にする
第4章 女性の就業行動と少子高齢化社会
一橋大学経済研究所助教授 阿部 正浩
1.高齢者会における女性の役割
2.家族関係と就業構造
3.地域コミュニティーと就業行動
4.むすびにかえて第5章 労働者の転職に伴う法律問題
〜競業避止義務・秘密保持義務を「中心に〜
獨協大学法学部教授 土田 道夫
I.問題の所在
II.秘密保持義務
1.意義と根拠
2.不正競争防止法上の不正行為
3.労働契約上の秘密保守義務
III.在職中の競業避止義務
1.競業避止義務の意義
2.在職中の競業避止義務
IV.退職後の競業避止義務
1.諸説
2.法的根拠
3.要件
4.効果
5.競業と不法行為
V.労働者の引抜き
1.緒説
2.在職中の従業員による引抜き
3.退職後の引抜きその他
VI.結語
第6章 技術革新下における技能の統合・分離化傾向
〜二つのプレス職場における事例から〜
一橋イノベーション研究センター教授 中馬 宏之
1.はじめに
2.調査対象
3.プレスライン職場の特徴
4.見出された高度な技術とその特性
5.高度な技術の技能の具体例
6.高度な技能の持主の割合
7.高度な技能の形成プロセス
8.技能革新が技能に及ぼすインパクト
9.むすびにかえて:理論化への試み
第7章 職業訓練政策:その理論的根拠と諸外国の取り組み
1.雇用の流動化と職業訓練
2.人的資本への投資
3.雇用の流動化と人的資本への過小投資
4.政策的介入
5.欧米諸国の訓練システムと職業訓練施策
6.米国の訓練システムと職業訓練施策
7.コミュニティ・カレッジ
8.結び
コメント:少子高齢化をめぐって考えたこと
一橋大学経済研究所教授 都留 康
1.『生涯現役社会の条件』を読む
2.少子高齢化問題を社会的文脈の中に位置づける
巻末資料
1.「当面の雇用問題に関する緊急提言」(1998.7.15)
2.緊急提言「雇用不安の除去と就業支援の仕組みづくりを」
(1999.6.15)
3.緊急提言「人材育成・活用の理念の再確立を」(1999.12.27)
4.委員名簿
|
|