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タイトル |
リフレッシュ休暇制度に関する調査 |
著作者 |
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コード |
P-199203 |
カテゴリー |
企画調査報告書 |
書籍カテゴリー |
書籍/人事・労務 |
発行年月 |
1995/01/01 |
価格(税込) |
1,602円
(本体価格 1,456円)
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在庫状況 |
品切れ |
体 裁 |
B5判 |
ページ |
111 |
概 要 |
調査結果のポイント
導入企業の割合は52.8%であり、企業規模が大きくなるにしたがって、導入の割合は高く、5000人以上で78.3%と最も高くなっている。
導入企業のうち、1989年以降に導入した企業が69.0%で、そのうち17.0%は今年に入ってから5月までに導入している。
導入の目的は「社員の慰労のため」が最も多いが、「今後の会社生活に対する新しい視野作りのため」「会社生活にゆとりを持たせるため」などゆとりを反映したものが次いで多くなっている。
「勤続年数のみ」で対象者を決定している企業は80.4%であった。勤続年数のみで決定している企業では「勤続30年」を対象にしている場合が最も多く、次いで「勤続20年」「勤続10年」の順になっており、休暇を付与する回数は「3回」が最も多く、「1回」「2回」は同数であった。また、一回あたりの付与日数は「4日以上6日以内」が36.2%、次いで「7日以上13日以内」が30.2%となっており、1週間以上は41.5%となっている。
取得率に関して「ほぼ全員が取得している」と回答した企業は46.3%で、「80%台と90%台」を合わせても7割に留まっている。また、管理職の方が一般職よりも若干取得率が低くなっている。これは導入後の問題点として「業務に支障をきたすので管理職が取得しにくい」という回答が半数近くあったことと一致している。
導入の結果について86.7%の企業が肯定的な評価をしている。また「社員の慰労」「家族とのつながりを深めてもらう」などの項目で評価が高くなっている。
導入前の懸念事項、導入後の問題点とも「業務の内容により多忙な人が取得しにくい」が最も多かった。また、導入後の問題点のみの質問で「長期休暇を取ることに不安があるようだ」と回答した企業が40.7%にも上り、今後の長期休暇を考える上での課題と言える。
休暇の利用法としては「夫婦旅行」80.2%、「家族旅行」72.4%と圧倒的に多いが、「趣味」や「スポーツ、健康管理」「自己啓発」などにも利用されており、会社生活だけではなく個人生活を充実させるための足掛かりとなるかもしれない。しかし、一方で「休養」に利用されている割合も高く、日頃の忙しさを伺わせているとともに、休暇の効果的な利用が今後の課題になっていることを示唆している。
未導入企業の中で「現在、導入を予定している」企業は7.4%であるが、「将来は導入したい」とする企業が43.8%あり、今後も導入が進んでいくものと思われる。 |
参考URL |
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添付ファイル |
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目 次 |
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