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タイトル |
ホワイトカラーのインセンティブとモチベーション報告書 |
著作者 |
ホワイトカラーの生産性に関する研究委員会 |
コード |
P-199705 |
カテゴリー |
企画調査報告書 |
書籍カテゴリー |
書籍/ホワイトカラー生産性 |
発行年月 |
1997/06/01 |
価格(税込) |
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在庫状況 |
品切れ |
体 裁 |
B5判 |
ページ |
179 |
概 要 |
−「管理職になれなくても、他社で通用する能力が身につく仕事」を8割が希望−
(財)社会経済生産性本部は、1993年から「ホワイトカラーの生産性に関する研究委員会」を設置し調査・研究を行ってきたが、1997年7月、昨年6〜9月にかけて実施したアンケートの調査結果と提言をまとめたホワイトカラーのインセンティブとモティベーション(副題:2000年移行を見据えた戦略的インセンティブシステムとは)を刊行・発表した。
その結果によれば、79.7%ものホワイトカラーが「その会社でしか通用しないような能力しか身につかないが、管理職になる可能性の高い仕事」よりも「企業を超えて通用する能力は身につくが管理職になる可能性の低い仕事」を希望していることがわかった。また、これを35歳以下層のみに区切ってみると、さらに高く84.4%にも達している。
働く上で最も重要なことを年齢別に見ると、36歳以上層は「雇用が安定・継続していること」が非常に強く、続いて「公正に評価されること」である。それに対し、35歳以下層では「やりたい仕事を選択できること」「能力が向上すること」を重視している。
企業の人事担当者に今後のインセンティブ施策について考えを尋ねたところ、「ゼネラルマネジメントコース(幹部候補生)とスペシャリストグループ(専門職候補生)とで有効なインセンティブの施策は異なる」という回答が76.1%あったが、実際に制度上違いを持たせている企業は20.1%に留まっていた。
そして、1.これまでの画一的なインセンティブシステム(会社で頑張ればゆくゆくは管理職になれ、賃金も年功的に上がっていく)のもとで、専門職が管理職になれなかった人的な処遇になっている現状と、2.専門職の質的・量的拡充が求められているという前回の調査結果に加えて、3.上記の今回の調査結果から、2000年以降に働き盛りを迎える若年層のプロフェッショナル志向を育てるために多様なインセンティブシステムの構築することを提言している。
「ホワイトカラーの生産性に関する研究委員会」
委 員 名 簿
[委員長]
清家 篤
慶応義塾大学商学部教授
[委 員]
橘木 俊詔
京都大学経済研究所教授
藤村 博之
滋賀大学経済学部教授
守島 基博
慶応義塾大学総合政策学部助教授
八代 充史
慶応義塾大学商学部助教授
早見 均
慶応義塾大学産業研究所助教授
蔡 仁錫
慶応義塾大学大学院
佐々木
邦良
生産性研究所所長
北浦 正行
生産性研究所主幹
福谷 正信
生産性研究所主任研究員
(※
1997年3月現在) |
参考URL |
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添付ファイル |
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目 次 |
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